『自分自身が患者であり、医者である』

心めぐり日和

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私たちは、何かが起きてからようやく
「からだ」に目を向けることが多い。

病気になったら
病院にかかるのは大事なこと。

そのうえで私たちの健康は、
病院の外側、もっと日常のところに、
すでに始まっていることを

忘れないこと。

毎日の食事や眠り、笑顔やストレス、
誰とどんな話をして、どんな気持ちで過ごしたか。

それらすべてが、少しずつ少しずつ、
私たちの体と心に影響を与えている。

だから私は思う。

病気は医者に任せる、だけじゃなくて
 
「自分自身が患者であり、医者である」

との考えで、自分のからだと向き合っていたい。

ただ、疲れたらちゃんと休む。
悲しいときは無理して笑わず、
泣けるときには涙を流す。

それだけでも、からだと心はきっと
「ありがとう」と、静かに応えてくれると思う。

不調が出たとき、それを押し込めるのではなく、
「何かのサインかもしれない」と受け取ってみること。

からだの小さな声に、耳をすますこと。

予防とは、大げさな努力ではなく、
自分を丁寧に扱うことから始まるのかもしれない。

朝の空気を吸って「気持ちいいな」と感じること。
お風呂につかって「今日もお疲れさま」とつぶやくこと。

あたりまえのようで、あたりまえじゃない、
そんな時間たちが、未来の健康を育てている。

自分を一番よく知っているのは、いつだって自分自身。
だからこそ、体の声に耳を傾ける医者でもありたい。

そして、その声にちゃんと応えてあげられる、
やさしい患者でもありたい。

誰かに癒される前に、自分を少しでも癒せたなら。
 
きっとその一歩が、自分を守り、
大切な人を守る力にもなると思う。

今日も、私のからだは生きている。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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これからもよろしくお願いします。

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