心めぐり日和

『わたしのまま、生きる』

/ あの時のことを、今でも忘れられない。 大事な何かを差し出すのは、迷いがなかった。相手が必要としているなら、私にできることは全部やろう――そう思っていた。 あれは物じゃない。お金でもない。私の時間や心を分けて渡したもの...
心めぐり日和

『宿命って、クセだったの?!』

/ 宿命って聞くと、なんだか すごく大きな言葉に思えます。 「生まれつき決まっていて、 わたし達にはどうしようもないもの」 「逃げられない運命」 そんなふうに感じる人も多...
心めぐり日和

『願い生まれてきたから』

/ ときどき、胸の奥で 小さな声がつぶやきます。 「わたしなんか…」 「なんでわたしだけ…」 そんな日が、 わたし達にはあります。 これまでに抱えてきた 痛み...
心めぐり日和

『一人ぼっちのあなたへ』

/ いつから孤独と寂しさの中に一人でいたんだろう。なぜまわりは気づけなかったんだろう。 最初は自分に何が起きたのか分からずただ戸惑っていたかもしれない。受け入れるまでどれだけの時間がかかったんだろう。 突然向けられた冷た...
心めぐり日和

『わたしも権力者』

/ 権力者と聞いて、遠い国の独裁者や歴史教科書の登場人物を思い浮かべてわたし達とは「関係ない」と思う。 けれど、辞書に権力者とはこうある。-他人を従わせる力を持った人- それは決して国を動かすような人間だけを指しているの...
心めぐり日和

『楽しむために、生まれてきたから』

/ 迷う…嘆く…後悔する…自分を責める夜もある。 何もできない自分に歯がゆさと、もどかしさを感じ苛立ちすら覚える。 このままでいいのか。これからどうすればいいのか。 答えの見えない問いが胸の中をぐるぐると巡っていく...
心めぐり日和

『女性こそ、平和主義者』

/ ある聖人の「女性こそ、平和主義者」 という言葉を聞いたとき、私は思わずうなずいた。 出産の痛みは想像を絶するという。にもかかわらず、女性はその痛みを与えてくれた子どもを慈しみ、愛する。 平和とは、母の心そのもの...
心めぐり日和

『自分自身が患者であり、医者である』

/ 私たちは、何かが起きてからようやく「からだ」に目を向けることが多い。 病気になったら病院にかかるのは大事なこと。 そのうえで私たちの健康は、病院の外側、もっと日常のところに、すでに始まっていることを 忘れないこ...
心めぐり日和

『弱さの中にある、本当の強さ』

/ 誰かに守られたくて、誰かを守りたくて、強くなろうとした。 でも、本当はずっと、怖かった。 何度も泣いたし、何度も逃げたかった。 それでも笑って、立ち上がって、また進んできた。 それが、私たちがずっとやって...
心めぐり日和

『幸せは、今ここから』

/ 気がつくと、私はいつも「もし〜だったら」と考えていたかもしれない。 もっと自由な時間があれば…もっとお金があれば…私はきっと、幸せになれるはずだと。 そんな風に、「ないもの」ばかりを心にしていたせいか。 目の前...
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